有馬公認会計士・税理士事務所運営
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宅地としての利用価値は、路線からの距離が深すぎても浅すぎても利用価値は低くなるという考え方のもと財産評価基本通達では、宅地の奥行に応じた奥行価格補正率を定めています。
算式で示すと
宅地の価額=路線価×奥行価格補正率×地積
となります。
宅地は、道路に一面だけで接しているとは限らず、複数の道路と接していることもあります。
複数の道路と接している場合、
路線価×奥行価格補正率
をそれぞれの路線で計算し、もっとも金額が高い道路を正面路線と扱うことにしています。
左:500÷20=25m
右:720÷18=40m
左:750÷5=150>50 ∴50m
中:800÷20=40m
右:800÷15=53.3333>50 ∴50m
路線価×奥行価格補正率を計算した結果、金額が同額になることもあります。
この場合は、間口が広いほうが正面路線になります。